さあ昨日の続きを書こうかしら……. 目をしっかり閉じているが声はしっかり聞こえてくる。 胃カメラを入れだした。新米の先生の入れ方が悪いのかもっと右にとか左にとか怒られている。何だか気分が悪くなりゲ-ゲ-としてきた。 涙が気持ち悪さのため流れる。私が気持ち悪くなるたびに早く入れすぎるとか怒鳴られている。新米先生には悪いがどうしても我慢できなかった。 やっと撮し終わり胃から出すときまた嫌な声がきこえる。新米先生の声で「出ない 出ない」ですって。一刻も早く胃カメラを出して欲しいのに、冗談じゃないわ。。地獄の苦しみからやっと解放された。涙と鼻水で声も出ない 看護婦さんからティシゅをもらい鼻をかむとやっと声が出た。結果が出るまで少し待つことにした。 今度は内科の消化器の先生の説明を聞く。名前を呼ばれ先生の前に座る。胃の写真を見ながら「どこも悪くありませんよ。何処の病院で悪いと言われたの」と聞く。ここの病院で(総合病院)でバリュームをのんだ結果精密検査が必要と書類が来て胃の所に癌と書いているのですよと言い結果表を見せた。それを見て癌でなく粘膜症と書いていると言う。どう見ても症 が続けて書いているので癌と言う字に見える。 帰ってから他の人に見せたがやはり癌と見えると言ったので私ばかりでないから書いた先生が?達筆過ぎたのね。 内科の先生が私に済みませんでしたと謝った。私の顔が苦しさのため形相が変っていたからだろう……. 主人をだましてやろうと思い、やはり癌だった。早く入院しなさいと言われたと言うと……. 早く入院した方が良いと言うだろうと私は思っていたら、高知に行く予定を立てていたので 「そうか。旅行が済んだら入院したら」との返事。それを聴き私は腹が立った。一日も早い方が良いと言うと思っていたのに。 主人の気持ちは、苦しい思いをするのなら楽しく旅行させてやりたいと思ったそうです。 色々な思いをした一日でした。胃は健康そのものだったそうです。 バリュームでは何ともなくても影が出たりするとのこと。来年から人間ドックに入るのを止めようかしらと悩む私です。 |