9月の声を聞いたのに日中はうだるような暑さだった。 夕方近くになると風が少し涼しさを運んでくれた。5時半近くになると愛犬マー君が 私の顔を見据えながらワンワンと散歩に連れて行けとうるさく吠える。 少しだけ近くを回ってこようと出かける事にした。近くを回る予定が少しの涼しさに 誘われて公園まで足を伸ばすことにした。公園までは往復1万歩かかる。肥り気味の mikiにとっては良い運動量である。 行くと小型犬のワンちゃんが10匹ぐらい来ている。マー君も喜んで他の犬と鼻をくっつけたり 匂いを嗅いだり追いかけたり追いかけられたりして楽しんでいた。 薄暗くなったので遠い?道のりを急いで帰路につく。 「ただいま」と大きな声だしたのにいつもなら散歩から帰ったときに聞こえる主人の 「お帰り暑かっただろう」と言う労りの声が聞こえてこないでシンとしている。 アレ何処かに外出しているのかと思いマー君の足を洗いリビングに入ると憮然とした 主人がソファーに座っていた。 そして「今までどうしていたんだ心配した。もう少し遅いと警察に電話しよと思った。 遅くなるなら電話して来い。外で救急車のサイレンが聞こえたので心配だった」との事。 後で主人にそんなに私のこと心配してくれて有り難う。と言うと「心配したのはお前じゃない マー君の方だ……。」のたまわく。本気かしら。 もし本気だったら許さないから……。と 思いながら私だって貴方よりマー君のほうが可愛いよと憎まれ口を言いそうになったが じっと我慢した。(*^_^*) |