06月25日(火)小潮。満潮4時。今日も快晴、波も穏やか、土居の海で朝4時半の夜明けと同時に沖に出る。
前回とは違い幅広く何処でも釣れる。だが小型ばかり。 アキレスのゴムボートで、後ろ左右に竿立てを付け、
1,8メータの短い竿2本を取り付け、ゆっくり引いていく。アタリがあれば、竿のしなりですぐに判る。
道糸はナイロン4号、ハリスは3号1ヒロ針はカレイ12号(太い針と糸を使うのは大物が来たときのため)
枝ス2.号4センチ針は9号2本25センチ間隔の3本針仕掛け。こんな仕掛けを使う人は居ないと思うが、小型のキスも
十分釣れる。針の色は赤色を使う。餌は日本ゴカイを使うので、同じ色となる。釣れる釣れないは、餌の付け方に
あると思う。
テレビなどで見ると、ゴカイの頭を切り、そこから針を通し針先から1センチ垂らし切る。これは確かに針掛かりは
良いが餌のゴカイは直ぐに死んでしまう。死んでは食いは悪くなる。 自己流ではあるが、長い間の経験で言うと
餌の付け方は、ゴカイの頭1センチの所から針を通し、十分通してから針先を抜き、餌は真っ直ぐになる様にする。
こうすれば水の中で引張れば元気で自然に泳いでいる様に見えるだろう。欠点は餌のシッポだけかじられて針掛かり
しないこともあるが、釣果ははるかに上がるはず。
この仕掛けで過去に60センチのコチや2キロのタコも仕留めているが、今日は5秒も持たないでハリスを
切られた海の中には図り知れないモンスターが潜んで居ることが良くわかった。 竿も立たず、ドラックを
ゆるめる間もなく、ガタガタきて太いハリスをいとも簡単に切っていく、海の中にはモンスターが潜んで居る。
モンスタを仕留めるには、ハリスをさらに太くしなければならないし、大きくすればキスの食いが悪くなる。
こんな事があるので、釣りは止められない。
今日は珍しくハモとカマスが釣れた。瀬戸内でしかも砂地に居るとは、しかも水深12メータの底で初めて釣れた。
二度と無いと思う。普通は岩礁地帯に居る魚が。不思議なこともあるもんだ。
釣果は、65センチのハモ1匹、30センチのカマス1匹、20センチのキス5匹、10~15センのキス140匹の大漁
魚好き3軒にお裾分けした。 主人釣り日誌より
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