「 僕 パパの子? 」      
電車の中で当時幼稚園の年少組だったと思うが息子が大きな声で
「僕パパの子?」と聞くではないか。
昼前で乗っていた山手線は(当時東京に住んでいた)比較的空いていたので
回りの乗客が一斉にこちらを見た。

何と息子が電車の吊り革にジャンプして両手でぶら下がれたのである。
私は少し赤面しながら「凄いね。やはりパパの子だね。」と褒めた。

実は息子が何か上手に出来ると私は、父親を尊敬する子に育てたいと思っていたので「スゴイ スゴイ パパの子だね」と普段褒めていたからだ。
吊り革にぶら下がる事が出来た位でなんとオオバーナ親子だと笑わないでくださいね。(*^_^*)

最近の若い母親は父親を馬鹿にして「お父さんの様にならないで」と反面教師
にしている人もいると聞く。父親を馬鹿にする家庭は……。
という考えから主人を出来るだけたてる様に努力していたから(主人はどう思っていたかしら(笑)
電車の乗客は突然小さな男の子が「僕パパの子」などと大きな声で言いだすものですから何か誤解した様な顔をしていた。
私は息子に負けずに大きな声で褒めたのを、今でも鮮明に思い出し何かほのぼのとした気分になった。息子もあんなに可愛い時が有ったな〜と。

でもね。最近は愛犬のマー君にとっては私がボスで主人は友達位に思っているらしく主人が「もうベットに寝なさい」というと必ず私の顔を見てじっとしている私が「もうネンネ」言うと……。
私は主人をたてて、今でも主人をボスの様に接していると思っているが……
愛犬マー君は見抜いているのかしら?
マー君勘違いしないで〜。ボスは主人 mikiはセカンドボスよ。(*^_^*)