お椿さん
       伊予路に春を呼ぶ        



                             
椿まつりは、伊予豆比古命神社(椿神社)で毎年旧暦の一月七日・八日・九日に行われます。
今年のように三日間共一月にあるのは十一年ぶりだそうです。(1月28日〜30日)
お椿さんが終わった頃から寒さが緩み、暖かくなってくるので「お椿さんは、伊予路に春を呼ぶ」
と言われています。
600あると言う出店では、商売繁盛・開運を招く、宝船・くまで・おたやんあめなどが売られています。
神社側は、三日間で48万人の参拝人を予想しているそうです。県警では23万人の予想。
今日は平日とあって人出は少なく、お賽銭箱も淋しそうでした。夕方から夜にかけて人出が多い
ことでしょう。
大きな宝船が売れたときに行われる三本締めの掛け声もたまにしか聞こえませんでした。

賽銭箱の上にぶら下がっている、ガランガランとゆする鈴(なんて言うか忘れました)
金色に光っている鈴は、椿まつりの時用のもので、普段のはその上の方をよよく見ると
銅色をした鈴が持ち上げられているでしょう。
絵馬は丸い絵馬で、懸けている写真が見えると思います。テレビも来ていました。

椿神社のことですが、椿が沢山植えられているかと言うと、有る事は有るのですがそれほど
多くありません。伊予豆比古命神社の公式ホームページによると、大昔、神社の周辺は海原で
伊予豆比古命・伊予豆比女命の二柱の神様が御舟を寄せられたとの伝説があり
「津(海)の脇の神社」⇒「つわき神社」⇒「つばき神社」となったとの説があるそうです。

                                                  H16年1月28日撮影