菊間町鬼瓦の町は「福は内、鬼も内」です。 理由の一つは、鬼がいなくなったら、鬼瓦を焼く菊間町にとっては地場産業があがったり。 もう一つの理由は、鬼は屋根の上から私達を守ってくれている良いものである。 なるほどと納得。 みこしのように担ぐ鬼二面は重さ三百キロ。42歳の厄年の人30人が担ぎます。 この鬼面は、いつもは門の両横で仁王様のように睨みを利かせています。 厄払いの仕方は、まず、厄除けぞうり・ローソク・線香のセットを買いぞうりに履き替えます。 厄除けの鐘をついて、手水を使います。線香とローソクを供えてから、本堂でお賽銭を供え 拝みます。ご祈祷を受ける人は続いて受けます。 その後、履いていたぞうりを脱ぎ(自分の厄をぬぐ)お炊きあげ所で供養に焼いてもらい 無病息災などを願う。 餅撒きは、紅白の餅がナイロン袋に入れらています。このとき「福は内、鬼も内」です。 節分の三日、弘法大師が厄年を迎えた時に創建されたと伝えられて120年以上前から 続く恒例行事だそうです。 |