節分福は内 鬼も内

                          

菊間の「やくよけ大師 遍照院」へ行ってきました。
遍照院の両脇に飾られている鬼瓦が、節分には「みこし」になります。2.の写
真のように、今日は空っぽです。
菊間は瓦製造が盛んな街で、鬼瓦を作っているので、「福は内・鬼も内」と言い
ます。理由の一つは、鬼がいなくなったら、鬼瓦を焼く菊間町にとっては地場産業
があがったり。もう一つの理由は、鬼は屋根の上から私達を守ってくれている良い
ものであるとのこと。
みこしのように担ぐ鬼二面は重さ三百キロ。42歳の厄年の人30人が担ぎます。
この鬼面は、いつもは門の両横で仁王様のように睨みを利かせています。
厄払いの仕方は、まず、厄除けぞうり・ローソク・線香のセットを買いぞうりに履き替えます。
厄除けの鐘をついて、手水を使います。線香とローソクを供えてから、本堂でお賽銭を供え
拝みます。ご祈祷を受ける人は続いて受けます。
その後、履いていたぞうりを脱ぎ(自分の厄をぬぐ)お炊きあげ所で供養に焼いてもらい
無病息災などを願う。
                     2014年2月3日

                       

 
 
 
中央上 鬼瓦が取られ空っぽです。